2021年度ルネ鑑賞モニターレポート⑤「チャイコフスキー三大バレエ組曲」

2021年11月23日(火祝)「チャイコフスキー三大バレエ組曲」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
今回の交響楽団の演奏は、1階の真中の座席でした。前回の交響楽団の演奏では2階席で全体が俯瞰できて良かったと思ったのですが、今日は同じ目線で演奏者の顔や表情が観られて、演奏者の真剣な表情や動きがしっかりと伝わり、別の意味で十分に楽しめました。
特に関さんのヴァイオリンのソロは、初めての経験ではありましたが大きな会場を一人で魅了する演奏には迫力があり感動いたしました。
また、東京交響楽団は、様々な年齢や男女の団員構成の中で、高いレベルの技術を発揮して有名な曲を演奏していただき安心して聞くことができました。
コロナが落ち着いてくると不思議なことに単に演奏が聴ければ嬉しいだけでなく、マスク無しに以前のように楽しめたらと贅沢を考えてしまいます。
さらに、演奏者もマスクがないと表情が見られてもっと楽しめるなどと考えてしまいます。しかし、このような時期だからこそ、より慎重にコロナへ向けた対策を行うことが必要です。
さらに弦楽器や打楽器の奏者がマスクを着用することで観客へのマスク着用を依頼できると思います。その意味では安全対策には十分に心遣いがされていました。
コロナの現状を考えるとエンターテイメントを楽しむことと安全対策を十分に図ることとのメリハリを持った生活形態がしばらくは続きそうです。
(60代男性モニター)
分散退場の対策が改善されていたのが良かったです。
開演前のアナウンス、パンフレットに明記と複数の手段で周知していたので、恐らく殆どの参加者が事前に分散退場の認識を持てたと思いました。
終演後もまもなく係の方が出てきて案内されていたので、主催者側ができることはほとんど尽くされていた印象でした。
残念ながらここまで対策されてもルールを守れない方が散見されたのは残念でした。(わざわざ一番端に座っている私を通り過ぎて退席する姿には閉口しました)
大変だとは思いますが、諦めずにnew normalの文化の熟成に取り組んで頂きたいです。

公演は2部制で前半と後半でガラリと内容が変わっていて、私のような経験が少ない方にも楽しめました。
前半は関さんの素晴らしい演奏にとにかく圧倒されました。
後半は一変して聞いたことがある名曲も多く、2時間があっという間でした。
市内で気軽にこのような素敵な曲に触れる機会となり、リフレッシュできた祝日となりました。
(40代男性モニター)
11月23日 チャイコフスキー三大バレエ組曲の詳細は、こちらのページをご覧ください。
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