2021年度ルネ鑑賞モニターレポート⑥「年忘れ精選ルネ落語会」

2021年12月2日(木)「年忘れ精選ルネ落語会」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
久々に落語を聞いたが、すごくおもしろかった。特に、柳家喬太郎さんが、前に出ていた三遊亭兼好さんの発言を受けて話を展開していた様子、話に出す有名人を客の年齢層に合わせることで笑いを取っている様子に、落語らしさと日本の「一期一会」の精神を感じ取ることができた。エンターテインメントの中でそのような深みを感じられるのは、伝統文化ならではだと思う。知っている話も多かったが、今の世相を反映したアレンジがなされており、新鮮な気持ちで楽しむことができた。
パンフレットには、当日の演目を後日ホームページに載せるとの案内もあり、公演が終わっても余韻を楽しめる工夫がなされていたように思う。当日の客層は年配の方が多かったが、10代の私でも十分楽しむことができたため、若者にもっと落語に親しんでほしいと強く思った。
(10代女性モニター)
ただただ笑いました。
伝統ある【落語】と言う世界にまだまだ初心者な為、敷居の高さを感じていましたが、無意識に笑いが止まりませんでした。年忘れに、コレを見に行く!そんな選択肢が、わたしの中に出来た日になりました。
落語はまるで、手紙のようだとも思いました。SNSがどんどん進化し便利になる今、気軽に連絡取れるメールやLINE。ただ、手紙には相手を思う気持ちや、人の繋がり。封を開いた時のワクワク感があり、落語を聴いていると同じような感覚になりました。
不便なようで無くてはならないアナログの良さのようなものがそこにはありました。
感染対策については、特に気になる点などはありませんでした。
ただ、今回初めて夜の部の2階大ホールでの観劇だったのですが、終わった後二階ホール前の階段から降りる際に、観劇中に雨が降ったこともあり、階段が濡れており足元を照らすライトが部分的なもののみだったように感じ、手すり等も暗く少し不安を感じました。
もう少し、出口部分全体を明るくライティングするなどすれば、安心して階段も降りられることはもちろんのこと、小平駅に繋がる木のイルミネーションと連動するようなライティングにすればより余韻を持ち帰ってもらえるのでは?とも思いました。
(30代女性モニター)
12月2日 年忘れ精選ルネ落語会の詳細は、こちらのページをご覧ください。
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