2021年度ルネ鑑賞モニターレポート⑨「キッズ・ミート・ジャズ・スペシャルコンサート」

2022年3月13日(日)「キッズ・ミート・ジャズ・スペシャルコンサート」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
キッズミートジャズとだけあり、駅から会場まで家族連れが多く見られてにぎやかだった。
子供は小さな未就園児から小学生まで幅広く見られた。小さな子供を連れていると、ぐずられるのを避けるためにどうしてもホールに入るのがぎりぎりになるので、開演15分前でも入場口に長い列ができていた。正直、子連れで入場口に長い列を並ぶのはきついと思った。家族連れが多く、チケットの確認にも時間がかかるので列の進みも遅かった。
入場口を増やすか、チケット確認をするスタッフを増やすなりして、スムーズに入場できるようにした方がいいと思った。静かにしていた子供も並んでいるうちにぐずってしまっては、なだめる親も大変だと思うので。
ジャズはにぎやかで、音も大きく、子供の泣き声や話し声もさほど気にならなかった。
タップで踊ろうのコーナーでは参加型で小さな子供は興味深そうに参加していた。説明もわかりやすく、ピアノ伴奏もあって、楽しい雰囲気だった。
ジャズはあまり触れたことはなかったけれども、知っている曲も多くて、楽しめた。タップもあり、歌声もきれいで聴いていて心地よかった。目と耳で楽しめた。構成もよくて、飽きなかった。
英語で遊ぼうのコーナーもピアノ伴奏もあって、聴いていて楽しかった。子供から付き添いの年配の方まで大きな手拍子を打って、楽しんでいた。
にぎやかで、明るい曲を演奏してもらい、元気をもらえるコンサートだった。
(30代女性モニター)
対象が子ども達ということで、当初(演奏が聴こえなくなるような)騒々しさを懸念していたのですが、杞憂でした。公演時間も1時間以内ですし、折々にタップダンスが披露される等子供たちに飽きが来ぬようなプログラムが十分練られていて演出に繋がっていることに感嘆し、大人でも充分楽しめるステージでした。実際に客席から見回すと大人1名で来ていると思しき方が数名いたため、教育関係者なのかな?とも思いましたが、できれば感想を聞いてみたかったです。今回のカテゴリーは「ジャズ」となっていますが、ジャンルや対象年齢を問わず、客席で身体を少し動かせるような演目は人気が高いだろうなと率直に感じました。今回の公演では特に課題と思えた点はなく、逆に「少し音が大きく演出されても耳障りにはならないのだな」と感じられたことが私自身の大きな気付きとなりました。音に敏感な方はともするとクラシックを聴く時のような静寂を求めがちだと思いますが、その時々の状況に合わせて「音楽 = 奏でられる音を存分に楽しむ」といった観点で足を運ぶのが何より大切だと実感した次第です。
(40代女性モニター)
3月13日 キッズ・ミート・ジャズ・スペシャルコンサートの詳細は、こちらのページをご覧ください。
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