2023年度ルネ鑑賞モニターレポート⑦「ランチタイムコンサート ヴァイオリンとチェロの響き」

2023年9月28日(木)「ランチタイムコンサート ヴァイオリンとチェロの響き」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
ランチタイムコンサート
12時から1時間。全席指定ワンコイン500円で、ヴァイオリンとチェロの響きを聴ける!というだけあって、1階のロビーには当日券を求めて列をなしていました。

今回の席は前から5列目。
席は前の方ですが、前例と段差がないので前に背が高い方が座っていらして見えにくいかな...と思ったのですが、運良く自分の席と演者との角度が丁度良く、前の方の頭は妨げにならず安心しました。

音楽に通ではない私にも、出だしの曲が聴き馴染みのある曲『メヌエット』で、すーっとヴァイオリンとチェロの世界に引き込まれていきました。

ヴァイオリンとチェロの組み合わせは、沢山ありそうですが実は数は少ないとの事。何故ならヴァイオリンも弦は4本。チェロの弦も4本。合わせてたった8本の弦で壮大に奏でるのは難しいとの事で、発掘できる曲もそう多くはないようです。

今回、編曲や奏で方のアレンジが工夫されていて、指で弦を弾いてポワンという音を出したり、弓を激しく動かして震わせるような音を出して演奏をしたりと多彩で、充分に壮大さを感じる事も出来たし、ヴァイオリンの高音の軋むような音は時に侘び寂びを感じる事もあり色々な音色を聞けて良かったです。

幾つもの楽器があるスケールの大きな演奏会も素敵ですが、ヴァイオリンが主旋律、チェロが伴奏...
(時には逆も?)二つしか楽器がない演奏会も、どちらの音もしっかり耳に入ってきて好きです。

メヌエットやきらきら星、曲名は知らなくても聞いた事がある!など聞き馴染みのある曲ばかりで、音楽に通ではない私にも楽しめました。
あっという間の1時間、またこのような機会があったら鑑賞したいです。
500円で濃い時間を過ごせるなんてお得な気分だと思います。

印田姉弟のデュオ。一度は2人でやっておくか!から、はまってしまい、アレンジを追求して気付いたら12年!だそうで、この先も長く2人でヴァイオリンとチェロの素敵な音を奏でていってほしいです。
(40代女性モニター)
9月28日 「ランチタイムコンサート ヴァイオリンとチェロの響き」の詳細は、こちらのページをご覧ください。
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