2023年度ルネ鑑賞モニターレポート⑧「東京吹奏楽団コンサート」

2023年10月8日(日)「東京吹奏楽団コンサート」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
吹奏楽団というと、私の勝手なイメージで堅物の指揮者が指揮を執る堅苦しい楽団というイメージだったが、そんな私の勝手なイメージは直ぐに打ち砕かれ、指揮者の船橋さんは物腰柔らかく、優しく伸びやかな指揮を取る印象を受けました。

流石、プロの楽団!
音割れは一切なく、伸びやかな旋律を奏で、直ぐに曲の世界観に引き込まれました。
1曲目は、アンジェロ インクルーゼ吹奏楽曲 作曲コンクールの作品カテゴリーBの優勝曲。前途洋々をイメージさせるような曲調で、本日、日本初演という事で拍手が湧き上がっていました。

小平市にお住まいの福島氏が作曲された稲穂の波という演奏も聴く事が出来ました。日本の秋の田園風景や稲穂を思い浮かべながら聴きました。指揮者の船橋さんと福島さんは大学で同じ学びをしていたそうです。

ドラゴンクエストの曲も演奏され、ゲームの中の曲ですが壮大な音楽がメドレーで聴けました。

たった1時間の演奏会ですが、その中に指揮者体験(3名)があったり、午前中レッスンに参加された中高生との合同演奏があったりと、非常に中身の濃い1時間でした。

指揮者体験は、自分の指揮で東京吹奏楽団の方々を操れてしまうという貴重な体験!しかも、記念にサイン入りの指揮棒もいただいていました。
1人目の方は、即、立候補されていて3年前にもこのコンサートを聴きにきていたそうです!
音楽経験はなさそうでしたが、緩急つけた伸びやかな指揮で楽しんでるいる様子が伝わってきました!
同じ曲でも、指揮で曲のイメージが力強かったり、軽やかだったり曲のイメージが随分変わるんだな...と、思いました。
私もまた演奏会に来て、またこのような機会があったら立候補してみたいです。

合同演奏は、楽器を極めた者と極めている途中の者が融合して、ひとつの曲を一体となって演奏する...素敵な企画で、良かったと思います。
前列の方が終始、演奏を聴きながら席で指揮をしていたり、リズムをとっていたのが心に残っています。

今回も全席指定500円。
モニターの任期が切れても、都合がつけば聴きにきたいと思います。
近くにあるホールなのにこれまで敷居が高く感じて無関心でした。
勿体なかったですね、、、
楽器にも興味を持ったので、いつか浜松にある日本唯一の公立楽器博物館に行ってみようと思います。
モニターになっての最初の公演でのバンドゥーラも、モニターになって初めて知りましたし、まだまだ知らない、世界の楽器がありそうです!
(40代女性モニター)
10月8日 「東京吹奏楽団コンサート」の詳細は、こちらのページをご覧ください。
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