2024年度ルネ鑑賞モニターレポート⑩「キーウ・クラシック・バレエ くるみ割り人形 ー全幕ー」

2024年12月21日(土)「キーウ・クラシック・バレエ くるみ割り人形 ー全幕ー」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
今回、初めて本格的なバレエ鑑賞をさせて頂きました。
戦争で苦しむ、ウクライナのバレエ団を招聘され、公演を開催された事は、素晴らしい取組みだと思います。
また、観客の多くが寄付をされたり、グッズを購入したり、支援の気持ちの輪が広がったように感じました。

さて、今回の公演では、バレエを学ぶ多くの子どもたちが鑑賞されており、子供用の座布団が用意されている事もよい対応だと思います。
チケット価格は低額でしたが、子供用の価格設定が出来れば、より良いと考えます。

折角、素晴らしいバレエでしたが、音源が特別録音であった事は、残念でした。
(50代男性モニター)
人生2度目のバレエ鑑賞は、クリスマスの時期にぴったりの作品。聴いたことのある曲がいくつも登場し、「この作品に使われていたのね!」と納得。セリフは無くてもストーリーがなんとなくわかるのがバレエの凄いところで、この作品は、バレエ鑑賞の入門にはとてもいい作品だと思いました。

クララ役の日本人バレリーナ長澤美絵さんは小柄ながら切れのある踊り手で、外国のバレエ団の中に入っても見劣りしませんでした。若き才能に今後が期待できそうです。

それにしても、バレエ団の皆さんは戦禍の中でどんな思いで練習を重ねてきたのでしょう。そして、家族や仲間を国に残してはるばる遠征してくる心の内を思うと、舞台がきらびやかな分、切なさが増して、「どうか1日も早く争いがなくなりますように」と祈らずにはいられませんでした。終演後には、たくさんの方々が募金箱の前で支援の手を差し伸べていました。
(60代女性モニター)
「キーウ・クラシック・バレエ くるみ割り人形 ー全幕ー」の詳細は、こちらのページをご覧ください。
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